古来より神社は多くの人々の心の拠り所とし、また様々な祈りを捧げる場所として尊ばれて参りました。
しかし、神々に願う内容も時代と共に変化してきています。
封宮には、様々な災いを封じる神様がお祀りされており、原初から変わらぬ悩み事や、時代と共に変化している様々な災いを封じ込める祈願所です。現代において、多くの方々が必要としている御神徳を世に施し、人々の安寧を祈念する場として、また封神様を新たな心の拠り所として頂きたいと思います。
【封じ三神】
思兼神(おもいかねのかみ)
久那土神(くなどのかみ)
武内宿禰神(たけのうちのすくねのかみ)
―ふうじぐう―
内より生ずる悩みを封じ、
外より来たる災いから守る
◆御由緒
時代とともに今を生きる人々の悩みは変化してゆきます。
医療の進歩によって長寿が叶ったものの、それにより新たな悩みが生じ、憂い案じながら生きていかねばならないというのは、私たち現代人が生きてゆく上での定めなのかも知れません。
この現代人の抱えている悩みを封じるべく創建されたのが境内社【封宮(ふうじぐう)】です。
・ぼけ封じ
・賭け事封じ
・浮気封じ
・怠け封じ
・弱気封じ
・心配性封じ
その他諸々の封じ事
今を生きる上で、自身を悩ませる不安、弱い心につけ入る執着といった内面より生じる煩いや、邪な誘惑や厄介事といった外から降りかかる災いから守って頂けますよう封神様にお祈り下さい。
◆ご 祈 願
封宮では、封じたい悩み事や災難ごとを封神様に祈るご祈願を執り行っております。
〇〇を封じたい、〇〇に負けないようにしたいなど、お悩みに適した封じ事をご一緒にお考えいたします。
封宮でのご祈願をご希望の際は、授与所までお申し付け下さい。《要予約》
御祈願料 五、〇〇〇円
◆封 宮 授 与 品
封宮の授与品は、封じたい願い事に特化した御札や御守を授与しております。
願いや祈りを込めてお祀りする、あるいは肌身につけて持ち歩くという点では本社でお分かちしている御札御守と一緒ですが、〝叶えてもらう〟という神頼みの一歩前に、それ以上悩みに惑わされることがないよう、まずはご自身の中で封じ事との決別の誓いを立てることが必要です。
封宮創建の事由として、我々現代人が抱えている「心の問題」に向き合う祈りの場を設けたいという私たちの思いがありました。
神頼み〈他力〉をする前に、自分自身がそれに向けて行動を起こす〈自力〉こと。自らの心に向き合い、己を振り回す不安や悩みがどこから生まれ、どのように作用しているのかをまずは自身で理解し、その解決に向けて心の指針を定めることで、封神様に願いをお聞きいただくための道筋が切り拓かれるのではないでしょうか。
心は常に強くいられない、というのを私たちは知っています。ですが同様に強くなる方法も知っています。
封宮の授与品はそうした弱った心に向き合い、心を惑わす悩みの種を封神様に委ね、それと入れ代わりに安心を授かって頂けますようお分かちいたします。
◆封札(ふうじふだ・ふうさつ)
封じたい願い事を書き記し、封宮に備えつけられた《封函(ふうじばこ)》に投函ください。
皆様の封札は儀式に則り、丁重に封じ遣らせていただきます。
授与所で封札を授かりましたら、封宮にてご記入され、心静かに封函にお納めくださいませ。
封札初穂料 一、〇〇〇円
◆封宮御守
現代人を悩ます様々な災難から心を守る御守です。封じ三神を表す『封紋(ふうじもん)』の守りによって内から生ずる憂いや悩みを封じ、外からやってくる災いから守ります。
特製御守袋と内符の1セットとなっております。心のままにお願いを記してお持ちください。
封宮御守初穂料 一、〇〇〇円
封宮御守の手順
一、授与所にて封守袋(袋4種)の中からお好きな袋を選んでください。
二、合わせて隣にある小さな木札(内符)をお取りください。
三、内符に封じたい願い事を書き、お選びになった封守袋に納めて閉じてください。
受けられた日より一年間、あなた様の災いを封じて身を守ります。
◆封宮御守札[ぼけ封じ・災封じ]
当宮の御神徳でもとりわけ多い悩みを、守札として特別に奉製いたしました。
ご家庭にてこれらの悩みが現れないようにと日々お祈りください。
封宮御神札初穂料 一、〇〇〇円